
「ストライダーの大会に出てみたい!」
そう思ったらまずは大会の日程や開催場所を把握して、どの大会に出るかを計画していきましょう。
ストライダーカップのようにストライダーでしか出られない大会と、RCSのように、ストライダー以外のランバイクでも出られる大会があります。
大会はどれもすべてレギュレーション(規定)が異なるため、どの大会も必ず大会要項の確認が必要です。
何をどうやって確認していけばいいのかわからないかもしれませんが、安心して大会に挑めるよう基礎知識からチェックしていきます。
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楽天市場で『ストライダー』のラインナップとランキングをチェック!
ストライダーしか出場できない大会

あなたのランバイクはストライダーですか?
大会にはストライダーしか出場できない大会とストライダー以外のランバイクでも出場できる大会があります。
ストライダーとはアメリカのストライダー社によって作られているキックバイクで、日本ではストライダージャパンが販売しています。
ペダルレスバイク全般をストライダーということが多いですが、『ストライダー』は商標です。
ストライダーカップのようなストライダー限定の大会はストライダー社のストライダーでしか出られませんので注意してください。

ストライダー社のストライダーについてはこちらのページでくわしく解説しています。
ストライダーはどの種類を買う?正しい選び方のポイントをチェック!
ストライダーカップ
ストライダーカップ実行委員会が主催するストライダージャパン公式大会がストライダーカップです。
年に2回、関東地方と関西地方で開催されています。
2023年5月はストライダーカップワールドチャンピオンシップとして世界中からキッズが集まりました。
ストライダーの大会の中でももっとも人気がある大会で定員も多いですが、参加希望者がそれ以上に多いため、先着の一次募集と抽選の
二次募集に分けて受け付けられます。
先着エントリーは数分で締め切られるので、『早打ち』のためにパソコンにかじりつく必要があります。
抽選エントリーの倍率は公開されていませんが、応募しても落選した話はよく聞きくのでかなりの高倍率でしょう。
早打ちはスマートフォンでは厳しいかもしれません

我が家は2019年大阪ラウンドは早打ちでエントリーできたものの、都合が合わず遠征できませんでした。
2019年東京ラウンドはやはり早打ちでエントリーできたものの、超大型台風で大会が中止。
2020年は新型コロナウイルス流行の影響で大会の開催がありませんでした。
2021年大阪ラウンドは早打ちエントリーできましたが、新型コロナウイルスの流行が落ち着いていないため、参戦をキャンセル。
2021年11月の東京ラウンドでようやく出場ができました。
一回戦を勝ち抜け、準決勝で敗退しています
以前はストライダーカップに5歳クラスもありましたが、14x発売後の世界レギュレーションに合わせて廃止されました。
14xオープンクラスはストライダー14xのランニングバイクモード限定。
14xオープンクラスは4歳から6歳ならだれでもエントリーできるので、誕生日を迎えていない小学校1年生も出場できます。
ストライダーカップではオフィシャルチアリーディング、パンプジャム、各種スクールなどのサイドコンテンツが多くが展開され、かなりのお祭りイベントになっています。
出場者はエンジョイ派とガチ派の両方がおり、「実はストライダーカップがデビュー戦だ」というキッズも少なくありません。
予選大会はないので年齢条件を満たしていればだれでもエントリーできます
大会名 | ストライダーカップ |
開催場所 | 関東・関西 |
開催日程 | 年に2回 |
対象年齢 | 2歳 - 6歳 |
カテゴリー | 2歳クラス(12インチ) 3歳クラス(12インチ) 4歳クラス(12インチ) 14xオープンクラス(4歳 - 6歳 / 14x) |
参加費 | 4,500円 |
定員 | 全カテゴリー合計792人(2021大阪ラウンド実績) |
ST-R | 出場可 |
ストライダー以外の車両 | 出場不可 |
車検 | あり |
スタート | MCのレディ・セット・ゴー |
伴走 | 原則禁止 |
最低走行機会 | 2回 |
敗者復活戦 | あり |
詳細 | 公式サイト |
ストライダーエンジョイカップ

ストライダーエンジョイカップはストライダージャパン公認大会で、年間を通じて数戦が日本全国で行われます。
12インチのストライダーレギュラーモデルとストライダー14xのみのレースで、12インチでもストライダーST-Rでは出場できません。
12インチカテゴリーはノーマルEVAタイヤに限られているのがストライダーエンジョイカップのいちばんの特徴。
観光地のレジャー施設で行われることが多く、旅行がてらに出場するファミリーも多くいます。
我が家はストライダーST-Rなので出場できません

ストライダーエンジョイカップはストライダーカップと同様にイベント性が高く、スクールやショーがサイドコンテンツとして展開されることがあります。
ツインリンクもてぎの大会ではラッキー池田だったかパパイヤ鈴木だったかが踊っていました。
「楽しむことが目的」とうたっていますが、出場者はエンジョイ派とガチ派の両方がいます。
上位の表彰とは別で、全員に『がんばったで賞(表彰状)』と『レーシングメダル』が贈られます。
ストライダーエンジョイカップのレースは2歳クラスからですが、1歳半から2歳未満までのよちよちクラスがエキシビジョンとして開催されることがあります。
エキシビジョンであるよちよちの部は、コーナーのあるコースをトーナメントで走るのではなく20m-30mほどの直線での一発勝負で争われます。
ゴールまっしぐらの元気なライダーがいると思えば、スタートでフリーズしているキッズがいたり、泣いてしまって親の抱っこでゴールする『神の手』発動パターンもあったり。
見ているほうもニコニコしてしまうかわいらしいレースです。
大会名 | ストライダーエンジョイカップ |
開催場所 | 日本全国 |
開催日程 | 年間を通して数回 |
対象年齢 | 1歳半 - 6歳 |
カテゴリー | よちよちクラス(1歳半から2歳未満のエキシビジョン) 2歳の部 3歳の部 4歳の部 14xの部(4歳 - 6歳) |
参加費 | 3,000円 |
定員 | 全カテゴリー合計400名程度 |
ST-R | 出場不可 |
ストライダー以外の車両 | 出場不可 |
車検 | なし |
スタート | MCのレディ・セット・ゴー |
伴走 | 原則不可 |
最低走行機会 | 2回 |
予備予選 | なし |
敗者復活戦 | あり |
詳細 | 公式サイト |
ストライダーカップワールドチャンピオンシップ
ストライダーカップワールドチャンピオンシップは年に1度開催されるストライダーの世界大会で、英語ではStrider Cup World Championshipとなります。
日本語に訳すとストライダーカップ世界選手権となるのですが、世界選手権よりもワールドカップのほうが日本になじみやすいため、2021年までは通称としてストライダーワールドカップと呼ばれていました。
ストライダーカップワールドチャンピオンシップは毎年開催されていますが季節や時期は決まっていません。(コロナ禍の2020年から2022年は開催なし)
10年目の節目となるストライダーワールドカップ2020大会は大阪・万博記念公園で日本初開催となるはずでしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が延期になりました。
2019年までのアメリカ開催では日本からも選手団が結成され、毎年世界王者が誕生していました。
アメリカでは14xオープンクラスは3歳から出場できましたが、日本での開催の場合は4歳以上となっています。
地区予選や国予選はないため、だれでも出場できます。
初めてのストライダーレースがストライダーカップワールドチャンピオンシップという子どもも少なからずいます。
大会名 | ストライダーカップワールドチャンピオンシプ (旧名称: ストライダーワールドカップ) |
開催場所 | 2019年までアメリカ、2023年は日本、2024年以降は未定 |
開催日程 | 年に1度 |
対象年齢 | 2歳 - 6歳 |
カテゴリー | 2歳の部 3歳の部 4歳の部 14xの部(4歳 - 6歳) |
定員 | 全カテゴリー合計800名程度 |
ST-R | 出場可 |
ストライダー以外の車両 | 出場不可 |
車検 | あり |
スタート | MCのレディ・セット・ゴー |
伴走 | 原則不可 |
最低走行機会 | 2回 |
予備予選 | なし |
敗者復活戦 | あり |
詳細 | 公式サイト |
ストライダーアジアンチャンピオンシップ
ストライダーアジアンチャンピオンシップは年に一度開催されていたアジア王者を決める大会です。
正式名称はSTRIDER CUP ASIAN CHAMPIONSHIP、日本での通称はストライダーアジアカップです。
2016年に東京お台場で初開催され、その後はタイのバンコク、中国の北京、青島で開催されていました。
現在の開催は不明です。
ストライダー14xアドベンチャークロス
ストライダー14xアドベンチャークロスはストライダー14xのワンオフレースです。
上で紹介したストライダーの大会では14xカテゴリーはペダルを装着しないランニングバイクモードのみでのレースですが、14xアドベンチャークロスはランニングバイクモードとペダルバイクモードの両方とランを合わせて争われます。
レースはル・マン式スタートのランではじまり、数百メートル走ったあとにピットエリアでストライダー14xに乗り換えます。
そこから数百メートルから1kmほどのコースを走ったあとにピットインし、クルーがペダルユニットを装着、さらにペダルバイクモードでゴールへと向かいます。
全長約3kmにも及ぶレースもありますが、根性のあるキッズが多く、2019年の黒姫高原大会では出場ライダー全員が完走しました。
14xアドベンチャークロスは「ストライダー史上もっとも過酷なレース」というキャッチフレーズのとおり、かなりハードです。
2021年はアメリカでもアドベンチャークロスが開催されました
大会名 | ストライダー14xアドベンチャークロス |
開催場所 | ツインリンクもてぎ、黒姫高原、トレイルアドベンチャーよこはまなど |
対象年齢 | 4歳 - 6歳 |
カテゴリー | オープンもしくは年齢別 |
参加費 | 2,500円 |
定員 | 合計60名程度 |
車両規定 | ストライダー14x |
詳細 | 公式サイト |
ランバイク全般が出場できる大会

ストライダー社のストライダーだけでなく、他社のランバイクも出場できる大会を紹介していきます。
レギュレーションはそれぞれ異なり、また、同じ主催者のレースでも1戦ごとに変わる場合があります。
RCS 全日本ランバイク選手権シリーズ

RCSとは全日本ランバイク選手権シリーズ(Runbike Championship Series)のことで、毎年、年に12回開催されます。
参戦クラスは毎戦ごとに月齢によって区分されるため、すべての子どもが月齢マックスで出場する機会があるよう工夫されています。
RCSは年間を通したシリーズ戦のため、生まれ年によるポイントランキング、団体戦のチームランキングがあるのも特徴のひとつ。
準決勝を勝ち抜いた選手によりD決勝、C決勝、B決勝、A決勝の順で決勝戦が行われ、D決勝1位の選手はC決勝、C決勝1位の選手はB決勝、B決勝1位の選手はA決勝へと進出できる下剋上システムが勝負を一層熱くさせます。
A決勝に進んだ13人は招集エリアからMCのアナウンスでレッドカーペットの上を通ってスタート台に登場する演出がとられ、どのクラスも非常に盛り上がります。
トラック上が表彰エリアとなり、トラックの経験は10位以内に入った選手だけのステータスに。
レッドカーペット、トラック表彰、表彰台、表彰台のてっぺんだけの優勝トロフィーを目指して数多くの選手が切磋琢磨しています。
海外から参戦する選手もおり、ストライダー以外のランバイクでも出場できる大会では日本最大級です。
東京サマーランドで開催されることが多く、東京サマーランドはランバイクの聖地とされています
大会名 | RCS 日本ランバイク選手権 |
開催場所 | 全国 |
開催日程 | 年間を通して12回 |
対象年齢 | 2歳 - |
カテゴリー | 2歳クラス 3歳クラス 4歳クラス 5歳クラス 6歳クラス 7・8歳クラス OPENクラス |
参加費 | 1次: 5,000円 2次: 6,000円 |
ストライダー以外の車両 | 出場可 |
車検 | あり |
スタート | シグナル音 |
伴走 | 原則不可 |
最低走行機会 | 2回 |
予備予選 | あり |
敗者復活戦 | なし |
詳細 | 公式サイト |
とちキッズCUP
栃木県内各地で開催されるとちキッズCUP。
栃木県在住のキッズのみが出場できる大会です。
アットホームな雰囲気で、大会初心者も安心。
夏は暑さを避けるためナイターレースもあります。
大会名 | とちキッズCUP |
開催場所 | 栃木県内各地 |
対象年齢 | 2歳 - 6歳(未就学児) |
カテゴリー | 2歳クラス 3歳クラス 4歳クラス 5・6歳クラス |
参加費 | 1,800円 |
ストライダー以外の車両 | 出場可 |
伴走 | 原則不可 |
最低走行機会 | 3回 |
詳細 | 公式サイト |
ちびっこのりだー

ちびっこのりだーは「元気に走る子ちびっこのりだー」を合言葉に、『ちびのり』の愛称で親しまれているアットホームがウリの大会です。
レースだけでなく体験会もあり、ランニングバイクの普及と競技力の向上に貢献しています。
鹿児島ではシリーズ戦も行われており、シリーズ戦では学年ごとのカテゴリーでポイントランキングがあります。
ちびっこのりだー@佐野レースは栃木ではほぼ毎月開催されますが、学年分けではなく年齢分けでのカテゴリーとなっています。
佐野レースは定員が少なく、人工芝でスピードが出ないため、はじめてのレースにおすすめです。
その他の地域での開催は不定期となっています
大会名 | ちびっこのりだー |
開催場所 | 鹿児島県, 栃木県など |
対象年齢 | 2歳 - 6歳(未就学児) |
カテゴリー | 年齢別もしくは学年別 |
参加費 | 2,000円-2,750円 |
ストライダー以外の車両 | 出場可 |
伴走 | 2歳、3歳クラスは可 |
最低走行機会 | 3レース |
詳細 | 公式サイト |
ROCK'S CUP
ロックスカップは「いつものレースをもっと楽しく!」がテーマのイベント性の高い大会です。
ロックスカップの中でもロックスチャレンジは4歳以下の低年齢、初心者を対象にしており、レースデビューにも向いています。
各クラス19人以上のエントリーの場合は誕生日やレース経験値を基準にしてクラスをふたつに分けることがあります。
参加者が少なく1組でのレースの場合はポイント制となります。
2歳クラスは2歳未満も出場できます。
ランニングバイク無料体験会&練習会が開催されることがあります。
大会名 | ROCK'S CUP |
開催場所 | 北海道, 関東, 東海, 中国地方など |
開催日程 | 不定期 |
対象年齢 | 1歳 - 4歳もしくは1歳 - 6歳 |
カテゴリー | 2歳クラス 3歳クラス 4歳クラス 5歳クラス(大会による) 6歳クラス(大会による) |
参加費 | 3,000円 兄弟割引あり |
ストライダー以外の車両 | 出場可 |
スタート | シグナル音 |
伴走 | 原則禁止 |
最低走行機会 | 3回 |
詳細 | 公式サイト |
大会初心者が知っておきたいこと

大会出場に慣れていない初心者が知っておきたいポイントをここでおさえておきましょう。
情報収集の方法
大会の情報収集には、まずこのサイトのホームにある大会&イベント情報一覧をチェックしましょう。
主にInstagramとFacebookで情報を収集し、国内の大会で把握しているものはすべて掲載しています。
そのほか、大会主催者や大会主催チームをSNSでフォローしておくと、いちはやく大会情報が手に入ります。
マストはストライダージャパンのSNS、ストライダーエンジョイカップのメールマガジン、RCSのFacebookあたりでしょうか。
コドモバイクのInstagram、Facebook、Twitterでは情報を更新した際にお知らせを流しますので、ぜひフォローしてください。
Instagram @kodomobike
Facebook コドモバイク ストライダー・キックバイク総合マガジン
Twitter @kodomobike
エントリー方法
エントリーはネット申し込みがほとんどですが、JTBやローソンなどの大手システムのほか、公式ページからの申込みやアンケートフォーム形式などがあります。
締め切りまでは日数に余裕があることが多いですが、ストライダーカップのような超人気大会はあっという間に定員になりエントリーが締め切られます。
早打ち必須の大会はスマホからではほぼ間に合わないので、PCからエントリーしましょう。
あらかじめ会員登録ができる場合は入力時間が大幅に減るので、必ず事前登録してください。
動画で予習
最近はランバイクの大会が公式や個人、チームなどのYouTubeやSNSにアップされていることが多くあります。
大会ごとの雰囲気を感じられるので、可能な限りチェックすると良いでしょう。
大会での注意点

大会ごとに会場は異なり、レギュレーションも変わります。
ここではいくつかの注意点をあげておきます。
路面
ランバイクの大会はアスファルトなどのハード面の場合のほか、芝、人工芝、体育館、オフロードなど、さまざまな路面があります。
周回数
4歳以上のカテゴリーでは距離がロングコースになったり、2周走ったりするケースがあります。
2周するコースで1周だと思いこんでしまうのはダメージが大きいので、必ず確認が必要です。
進行
大きな大会は年齢ごとに2歳クラスが終わったら3歳クラス、3歳クラスが終わったら4歳クラスなど、区切って行われることが多いようです。
大会によっては、2歳3歳クラスは同時進行、4歳以上のクラスは同時進行というケースもあります。
また、全クラスを同時に進行し、すべての年齢の予選が終わったら次はすべての年齢の準決勝、などの順番になっている大会もあります。
午後の開催と思いこんでゆっくり会場についたらすでにレースが始まっていた、なんてことにならないように注意してください。
試走・公開練習
大会では本番のレースの前にコースを覚えるための試走・公開練習の時間があります。
カテゴリーごとに時間が別れていたり、全カテゴリー同時だったり、大会によって異なります。
また、スタート練習がある場合とスタート練習なしでコース内を走れるだけの場合とがあったり、こちらも大会によってすべて異なります。
ほとんどが当日のレース直前に試走・公開練習ですが、RCSは会場設営の手伝いをすれば前日に試走できますので、時間があれば前日から現地に入りたいところです。
スタート合図

ランバイクのレースではスタートダッシュがとても重要です。
車やバイクのレースでは最初のコーナーにいちばんに入ることを『ホールショット』と呼びますが、ランバイクでもホールショットを奪うことが上位への近道です。
大会によってスタートの合図のあとにゲートが開く場合と、スタートの合図の瞬間にゲートが開く場合とがあります。
ストライダーカップは「レディ・セット・ゴー!」の合図のあとにゲートが開きます。
「ゴー!」と言ったあとに『バタン』です。
RCSは「ピッ・ピッ・ピッ・ポーン」のシグナルで、「ポーン」の瞬間にあわせてゲートが開きます。
「ポーン」と『バタン』が同時です。
どちらのパターンなのか、公開練習時にスタート練習を行っておきましょう。
大会によってシグナル音は変わりますが、RCSでは公式サイトからシグナル音をダウンロードできます。
シグナル音に合わせて「ピッ・ピッ・ピッ・ポーン」のポーンのタイミングで飛び出せるようになりましょう。
スタートファンファーレの配布について | RCS – 全日本ランバイク選手権シリーズ
ランバイク用アプリの『Runbike Starter』にはたくさんのスタート音が用意されており、動画も撮影しながら練習ができます。
スタート音とビデオ、ストップウォッチが一度に扱えるため、スタート以外の練習でもとても役に立ちます。
敗者復活戦
ストライダーカップやストライダーエンジョイカップなどの大会では敗者復活戦を採用しています。
予選で準決勝や決勝に上がれなくても、敗者復活戦で上位に入れば次のトーナメントに進めます。
予備予選制度
予備予選制度が採用される大会も多くあります。
スタートゲートによって有利不利があるので、予備予選での順位で本予選の組を分け、予備予選上位のライダーから順番にゲートを選びます。
セコンドと伴走

ライダーには必ずセコンドがつき、スタート時のサポートをします。
セコンドはスタート時にライダーに触れたり押したりしてはいけない、などのルールが大会ごとにあります。
出走拒否や途中停止、コース内での転倒などの場合、セコンドは勝手にコースに入ることなく、必ずスタッフの指示に従いましょう。
伴走は原則禁止の大会が多いですが、一部の大会では2歳3歳クラスで伴走できることがあります。
選手の前を走らないなどのルールがあるか、事前にしっかり確認してください。
アクシデントがあった場合
出走拒否や途中停止など、セコンドがコースに入ったり抱っこしたりした場合の扱いは大会によって変わります。
親の抱っこでゴールすれば次のレースに出れる、無理に抱っこでゴールしなくても1回休んで次のレースに備える、などの規定がありますので、どの大会でも必ず確認しましょう。
複数の決勝
大会では表彰者を増やしたり、多くの子どもに順位をつけたり、全員の走る機会を増やしたりするために複数の決勝が行われる場合があります。
子どもが下位だったからとあきらめて帰るのではなく、次の出走があるかどうか確認しましょう。
順位制とポイント制
ほとんどの大会では勝ち上がりのトーナメント制を採用していますが、人数が少ない大会ではトーナメント制でなくポイント制を採用する場合があります。
ポイント制の場合はすべてのライダーが複数回走って各順位ごとにポイントを獲得し、合計ポイントで順位をつけます。
大会でのマナー

ランバイクの大会に出るにあたって覚えておきたいマナーがあります。
表彰式に参加する、会場以外で走らない、怒らない・どならない、どれも当たり前に守りたいものです。
表彰式には参加する
大会は表彰式まで参加し、表彰式を盛り上げましょう。
大会が盛り上がることで主催者やスポンサーは大会が成功したと確信し、次の大会を開催しようという気持ちにもなります。
もちろん負けたレースの表彰式はつらいですが、そのくやしさを次への糧にしたいところです。
優勝したライダーをみんなでたたえましょう。
会場以外でランバイクに乗らない
大会ではレース会場以外では走らず、ランバイクを押すか持つか積むかして運びましょう。
転倒や衝突があった場合、ケガをするのは転んだ本人だけとは限りません。
事故があった場合に会場管理者に迷惑がかかると、その会場での大会開催が困難になることがあります。
怒らない・どならない
大会中に子どもを怒ったりどなりつけたりしないでください。
子どもに逆効果であるだけでなく、まわりの子どもも萎縮します。
大会での必須アイテム

大会で必ず必要なアイテムをチェックしてみましょう。
持ち物リストを作って家族LINEのノートにあげておくと、どこでもすぐにチェックできて便利です。
車両
当然ですがランバイクの車両がないとはじまりません。
カスタムのしやすさや大会出場機会のことを考えるとストライダーPROがおすすめです。
人気のストライダーカップやストライダーエンジョイカップに出場できるのはもちろん、ユーザーが圧倒的に多いためカスタムの対応パーツも多くあります。
ストライダースポーツモデルよりも500g、実にペットボトル1本分軽量に設計されているのも重要なポイントです。
ブレーキ
ブレーキはほとんどの大会で、安全のために取りはずす、または効かないようにワイヤーを調整する、といった対応が求められます。
ブレーキ付きのキックバイクやペダル後付け自転車の場合には、きちんとレギュレーションに合わせましょう。
ホイールのサイズ
ほとんどの大会では12インチであること、もしくは12インチ以下であることが求められます。
14インチは独自のカテゴリーとなっていますので、ストライダー14xしか持っていないのに12インチの大会にエントリーしてしまう、といったことがないように注意してください。
カスタマイズ
ランバイクの大会の常連は早く走るためにカスタムをするのが当然のようになっていますが、カスタムは必須のものではありません。
カスタムしていないからといって大会に出るのをためらう必要はなく、大会に出てみてから必要なカスタムをほどこしていけば大丈夫です。
ヘルメット

大会では安全のためヘルメットの着用が義務付けられています。
ストライダーカップの世界統一レギュレーションでは
すべてのライダーはヘルメットを装着しなくてはならない。ヘルメットは「SG、CE、CPSC、EN」いずれかの安全規格を取得していなくてはならない。
とあります。
必ず安全規格をチェックし、クリアしたヘルメットを用意しましょう。
ENはヨーローパ規格CEのEN1078のことだと思います
ランバイクにおすすめのヘルメットはこちらのページでご紹介しています。
ストライダー用キッズヘルメット年齢別おすすめランキング!正しい選び方もチェック!
ママゴ キッズヘルメット
低年齢であまりスピードが出ない場合には視野が広いハーフキャップで問題ないと思います。
ハーフキャップの中では軽量でフィット感の高いがおすすめです。
ママゴのヘルメットは低価格で高品質なヘルメット。
カラーバリエーションも豊富で、マシンとのコーディネートが可能です。
CRATONI C-MANIAC クラトーニ シーマニアック

年齢が上がって高速走行できるなら、転倒時に顔を守るためのチンガード(アゴプロテクター)が付いたフルフェイスタイプがおすすめです。
ランバイクの大会で圧倒的な支持を集めるのはCRATONIのC-MANIACです。
サイズ | S-M 52cm-56cm M-L 54cm-58cm |
重量 | 390g |
規格 | CE |
グローブ
ほとんどの大会でグローブの着用が義務付けられます。
指が分かれていないミトンタイプ、5本指で指先までおおうフルフィンガータイプ、指先がないハーフフィンガータイプがあります。
ストライダーや自転車用に限定されていないので、軍手や冬用の手袋を使っているライダーもいます。
我が家は西松屋で買った毛糸のミトンとヨツバサイクルのチャレンジグローブミトン、スーパースポーツゼビオで買ったキャンプ用軍手を持っています
ストライダー・ランバイク向けのグローブはこちらのページで紹介しています。
ストライダーのグローブおすすめ3選!小さな子どもにもフィットするグローブをご紹介!
ヨツバサイクル CHALLENGE GLOVE MITTEN チャレンジグローブミトン
ヨツバサイクルのチャレンジグローブミトンは1歳半から使えるミトンタイプのグローブです。
手の甲部分が大きく開くので、手を入れやすくなっています。
スタート直前にあわててグローブをはめることも多かったので、ミトンは重宝しました。
YXSを使っていますが、小柄な娘は4歳になっても少し大きめに感じました
タイプ | ミトン |
カラー | カー, オウル, リボン, フロッグ |
サイズ | YXXS(1歳半 - 3歳), YXS(3歳 - 5歳) |
apt' こども用サイクルグローブ
エーピーティーのこども用サイクルグローブは4サイズの展開がうれしいフルフィンガータイプのグローブです。
アッパーはメッシュ素材で通気性が良いだけでなく、握りやすくもデザインされています。
タイプ | フルフィンガー |
カラー | グリーン, ピンク |
サイズ | SS, S, M, L |
プロテクター
ヒジとヒザのプロテクターは着用が義務の大会と義務ではない大会があります。
巻いてとめるタイプと履くタイプ、パンツタイプがありますが、ズレ防止のために履くタイプがおすすめ。
履いた上でテープやバンドで下部を留めるとズレによる不快感が減ります。
医療用テープや自転車用の裾バンドなどを使います。
ストライダー・ランバイク向けプロテクターのおすすめはこちらのページをご覧ください。
ストライダーのおすすめプロテクター5選!1歳半から使えるタイプもご紹介!!
apt' キッズランバイク用アームカバー&レッグカバー
エーピーティーのキッズランバイク用アームカバー&レッグカバーは履くタイプのプロテクターです。
ヒジ用とヒザ用が別で販売されています。
ボディプロテクター
RCS全日本ランバイク選手権シリーズでは2021年から胸部に衝撃吸収効果のあるプロテクターの着用が義務化されました。
ランバイク用ボディプロテクターに限定されていないので、乗馬用やスキー・スノーボード用、BMX用なども使えます。
転倒時の安全性を考えると腰椎までしっかり守れるプロテクターがおすすめです。
KOMINE RSK-900 Protect Kids Vest
バイク用プロテクターを作ってきたコミネはキッズ用のボディプロテクターを2種類展開しています。
なかでもRSK-900はKSサイズが2歳から対応しています。
サイズ | KS(2歳-6歳), KM(6歳-11歳) |

服装
服装の規定がある大会とない大会がありますが、長袖長ズボンを着用しましょう。
靴下はくるぶしが隠れる長さがベスト。
足裏にグリップが付いて滑りにくいものがおすすめです。
スポーツ用コンプレッションウエアの流行はランバイクキッズにも普及しており、アンダーにコンプレッションウエアを着用しているキッズもいます。
お尻のかたちが丸出しになってしまうので、女の子は上にスカートを履くケースが多いです。
娘はユニクロのレギンスの上にミニスカートを履きます
靴
靴はつま先やかかとの露出したサンダルは禁止されるケースがほとんどです。
もし禁止されなくてもサンダルでの走行は危険なので、ヒモやベルクロでしめるタイプの靴を用意しましょう。
また、金属製の鋲が付いたスパイクシューズも禁止されている大会がほとんどです。
ハイカットのシューズはホールド性は高いですが足首が硬く蹴りにくいので、ローカットでソールパターンがしっかりしている靴がおすすめです。
便利アイテム

軽食・おかし
手軽に食べられる手を汚さない食べ物がおすすめです。
我が家はコンビニのパン、カロリーメイト、小分けにされたスナック菓子、個包装されたお菓子、ラムネなどを持っていきます。
ガムやアメはすぐに食べ終わらないのであまりおすすめできません。
ピクニックシート
大会中、競技が行われる前後に待機するピクニックシートを用意しましょう。
厚みのあるものがおすすめですが、はじめは100円ショップに売っているピクニックシートやブルーシートでも大丈夫です。
カート・キャリー

駐車場から大会会場まで少し距離があることが多いので、カートがあると便利です。
特に人気があるのはコールマンのアウトドアワゴンで、少し前はカートを見かけたら大多数が赤のコールマンでした。
いまはさまざまなメーカーでカラフルなカートが発売されており、レジャーや運動会などのイベントでも活躍するのでとても便利です。
我が家でもコールマンのアウトドアワゴンを使っていますが、がんじょうで使いやすいです。
もしいま買うならみんなとは違うカラーにしたい!

タープ・テント

日差しや雨を避けるタープやテントがあると過ごしやすくなります。
タープやテントが禁止されている大会もあるのでしっかり大会要項を見てから持ち込みましょう。
我が家はFIELDOORのワンタッチテントとタープテントを使っていますが、安いのに高品質だと評判が高いです。
たくさんのカラバリがあるのがうれしいところです
ベンチ・ディレクターチェア

ピクニックシートがあれば待機場所には困りませんが、より快適に過ごすにはベンチやディレクターチェアがおすすめです。
おすすめはバンドックのツインチェア。
価格が抑えられていますが、レビューが多く、高評価となっています。
夏の装備
夏は暑さに対応できるようクーラーボックスを持っていきましょう。
保冷剤はからだを冷やすのにも使えるジェルタイプがおすすめです。
冷凍可能なペットボトルやパック入りジュース、ゼリー飲料も保冷剤の代わりになります。
首からさげるタイプの扇風機・ネックファンは思っている以上に涼しいので、夏の大会で活躍します。
スパイスオブライフのダブルファンは子ども用のサイズもあります。
大人用は充電式、子ども用は乾電池式です

冬の装備
屋外はかなり寒いので、スタート前にからだを冷やさないよう、ブランケットがあると便利です。
使い捨てカイロも腰や首に貼ったり、手指を温めるのに役に立ちます。
まとめ

大会について細かくチェックしてきましたが、挑む準備はできたでしょうか。
我が家もはじめは右も左もわからない状態で大会に出てしまいましたが、そこには思っていた以上にワクワクとドキドキがありました。
大会では毎戦ごとに、ほかでは得られない経験ができ、子どもだけでなく親も大きく成長できたと感じます。
少しでも多くの家族にこの経験をしてもらいたい、そしてこの楽しさを知ってほしい、そう願っています。
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