
我が家は娘が1歳7か月のときにストライダースポーツモデルのオレンジを買いました。
ストライダーを買ったときはストライダーST-Rとストライダー14xがまだ発売されていなかったので、ストライダースポーツモデルとストライダークラシックモデル、ストライダーPROの三択でした。
1歳半ではなく1歳7か月だったのはそんなに早くからストライダーに乗れると思っていなかったからです。
ストライダーは2歳からだと思っていました。
1歳の誕生日にストライダーを買い与えていた友人を「気が早いよ!」と言っていたくらいです。

ストライダージャパンがストライダーの対象年齢を2歳から1歳半に引き下げたのは2018年7月18日のことで、わたしがそのことを知ったのは約ひと月後でした。
そしてベイビーバンドルの発売は2018年10月、娘がストライダースポーツモデルを買ったあとでした。
娘が生まれたころにはすでにロッキングベース単体での販売があったようなのですが、わたしはその存在を知りませんでした。
なんだか知らなかったことばかりで情報にうとかったなぁと思ったりもするのですが。

ストライダーを買うときにどれがどう違うのかわかりにくくてけっこう迷ったので、いままさに迷っている方の手助けになればいいなと思っています。
というわけで、ここではストライダースポーツモデルの特徴を整理しながら、実際の使用感を述べていきます。
ストライダー全モデルについての紹介はこちらのページをご覧ください。

2022年11月18日、ストライダー ムラサキスポーツコラボモデルに限定カラーが登場!
ポチップ
タップできるもくじ
特徴

それではさっそくストライダースポーツモデルの特徴をチェックしていきましょう。
特に注目していただきたいのはハンドルグリップです。
細いハンドルグリップ

ストライダースポーツモデルはハンドルグリップがクラシックモデルよりも細く設計されています。
スポーツモデルはハンドルバーの径が13mmでハンドルグリップの径が22mm。
クラシックモデルはハンドルバーの径が22mmでハンドルグリップの径が27mm。
クラシックモデルはストライダーの発売開始からのモデルを継承しており、スポーツモデルはクラシックモデルの改良版です。

クラシックモデルのハンドルバーやハンドルグリップは大人用自転車のパーツを流用したものなので大人サイズです。
大人の手よりずっと小さな子どもの手に大人規格のハンドルグリップがフィットするはずがありません。
ストライダーに乗り始めるのが早い子どもほどストライダースポーツモデルがおすすめです。
ハンドルバーパッド

ストライダースポーツモデルにはハンドルバーにウレタン製のパッドが付属します。
クッション性が高く、転倒時の衝撃をやわらげます。
あってもなくてもいいようなパーツではありますが、あればあったでちょっとだけ安心できるかもしれません。
スポーツモデルとクラシックモデルではハンドルバーの太さが違うので、スポーツモデルのハンドルバーパッドをクラシックモデルに流用することはできません。
クッション性が高いサドル(シート)
ストライダースポーツモデルにはクッション性の高いサドルが採用されています。
クラシックモデルとの違いでこのサドルの材質の差がよく取り上げられていますが、正直どっちでもいいと思います。
乗り心地が格段に向上!と言いますが、何時間も乗るわけでもないのでおしりが痛くなるならないはそんなに差がなさそうです。
蹴る力を重視するレースシーンではみなサドルをカスタムしており、より細く、後ろに蹴り出しやすい形状のタイプが好まれます。
2つのシートポスト
ストライダースポーツモデルには4歳・5歳用のXLシートポストが標準で付属します。
XLシートポストは長く乗るには必須です。
ストライダークラシックモデルには付属しませんが、別売の純正品やカラーバリエーションが豊富な社外品もあります。
レースシーンではカーボンやアルミが好まれます。
ストライダースポーツモデルは2本のシートポストが付属するので、高さ調整が285mmから475mmまで大きく伸縮できます。
他社のキックバイクではここまで高く調整できるものは多くありません。
なお、長い方のシートポストを低く調整すると、フレームの下からシートポストが長く伸びることになります。
下に大きく突き出ると段差に引っかかるので注意が必要です。
すぐに高さ調整できるクランプ

ストライダースポーツモデルはハンドルとサドルの高さ調整にクイックリリース式のクランプを採用しています。
これはかんたんに高さを調整できるシステムで、工具なしでどこでもいつでもすぐにゆるめたり締めたりできます。
スッカスカにゆるくなって固定できないという場合にはいったん開放し、受け側を手でくるくる回して締めることができます。
逆にきつくて締まらないときも受け側で調整できます。
クラシックモデルはサドル高の調整はスポーツモデルと同じクイックリリース式ですが、ハンドルの高さ調整は工具が必要です。
とはいえ、ハンドルの高さはいちばん低いところのままで動かすことがないので、クイックリリース式である必要はあまりないと言えます。
サドル高は年がら年中変えることになるので、クイックリリース式は便利です。
フットステップ

ストライダースポーツモデルにはプラスチック製のフットステップが標準装備されています。
フラットですべりにくいので、立ち乗りやトリックをするときなどに便利らしいです。
正直、あってもなくてもどっちでもいいかなという感想です。
クラシックモデルはクラシックモデルでザラザラの滑り止めが付いているのでそこまでの差はないと思います。
軽量なプラスチックホイール&EVAタイヤ

ストライダースポーツモデルのホイールはプラスチック製で、タイヤはEVAポリマーという発泡プラスチックです。
プラスチックホイールとEVAタイヤは軽量でパンクしないのがウリですが、それ以上のメリットは価格が抑えられるという点だと思います。
衝撃吸収性や走破性はどうやってもゴムタイヤに劣ります。
レースのためのカスタムではまずはじめにホイールとタイヤに手を付けることが多いです。
ストライダースポーツモデル、クラシックモデル、PRO、いずれも同じホイール&タイヤで、一部のモデルだけカラーリングが異なります。
カラーバリエーション
ストライダースポーツは現在は7色が展開されています。
海外ではマットグレイのスポーツモデルが発表されているので、日本でマットグレイの販売が始まるのは時間の問題かと思います。
コラボモデルがマットグレイなので、コラボモデルが完売になってから日本に入れるのかもしれません。
ストライダーのコラボモデルとカラーバリエーションについて考察したページがありますので、色で悩んだらこちらをご覧ください。
ストライダーとは

『ストライダー』という言葉が一般名称化していますが、ストライダーは商標です。
商標なのですが一般名詞よりも世間に認知され、ペダルのない自転車、キックバイク全般を『ストライダー』と呼ぶことが多くなりました。
ストライダーと同様に一般名詞のように扱われる商標には『宅急便』(宅配便)、『バンドエイド』(応急絆創膏)、『万歩計』(歩数計)などがあります。
それだけストライダーの認知度は高く、また、日本のキックバイク市場におけるストライダーのシェアは圧倒的に高いです。

ストライダーは世界75か国で展開され、2007年のデビュー以来これまでに300万台の売り上げを誇っています。
ストライダージャパンでは世界『25ヶ国』って書いてありますが、アメリカのストライダーでは『over 75 countries』とあります。
ストライダージャパンではストライダーのことをランニングバイクと呼び、アメリカのストライダーではストライダーのことをバランスバイクと呼んでいます。
これは日本ではラングスジャパンが『バランスバイク』の商標登録をしており、商品を展開しているからだと思われます。
これからもたぶん『宅急便』とおなじ感覚で『ストライダー』と呼ばれ続けると思います。
ストライダークラシックモデル/PROとの違い

ストライダースポーツモデルとストライダークラシックモデル、ストライダーPROとの違いを表にまとめました。
スポーツモデル | クラシックモデル | PRO | |
ボディ素材 | スチール | スポーツと同じ | アルミ |
ハンドルグリップ径 | 22mm | 27mm | スポーツと同じ |
ハンドルバーパッド | あり | なし | スポーツと同じ |
サドル(シート) | クッション性がある | 硬質プラスチック | スポーツと同じ |
サドル高さ調整 | クイックリリース式クランプ | スポーツと同じ | スポーツと同じ |
サドル高 | 285mm-475mm | 300mm-410mm | 300mm-520mm |
シートポスト | 標準とXLの2本 | 標準のみ | スポーツと同じ |
フットステップ | あり | なし(滑り止めあり) | スポーツと同じ |
ホイール | プラスチック製 | スポーツと同じ | スポーツと同じ |

ストライダーベイビーバンドルとの違い
ストライダーベイビーバンドルスポーツモデルにバンドルされているストライダースポーツモデルは、一般に販売されているスポーツモデルと全く同じものです。
ストライダーロッキングベースと通常のストライダースポーツモデルがセットになって販売されているのがベイビーバンドルです。
赤ちゃんでベイビーバンドルを購入した場合は成長してから新たに買い換える必要はなく、ロッキングベースから外して5歳まで乗り続けることができます。
スポーツモデル単体とロッキングベース単体を分けて買うよりもベイビーバンドルのほうが安いです。
ストライダーST-Rとの違い

ストライダースポーツモデルとストライダーST-Rはホイールサイズが12インチという点では共通ですが、ボディ、タイヤ、シート、ハンドル、全てにおいて全く異なる設計がなされています。
とにかく全部が違う、全くの新設計です。

ストライダー14xとの違い

ストライダースポーツモデルとストライダー14xはボディ、タイヤ、シート、ハンドル、全てにおいて全く異なる設計がなされています。
ホイールサイズが違うだけでなく、フレームもイチから設計されています。
どこで買う?

ストライダースポーツモデルは組み立てが簡単でメンテナンスもほとんどいらないので、通販での購入がおすすめです。
通販なら保証期間が長くなったり、ポイントが付いたりとおトクな点が多いからです。
- ストライダー公式オンラインストア
- 楽天市場のストライダージャパン
- Amazon
でストライダージャパンの正規品が購入できます。
また、ムラサキスポーツ限定モデルは
- ムラサキスポーツ公式通販
- 楽天市場のムラサキスポーツ
- ペイペイモールのムラサキスポーツ
で購入できます。

ストライダースポーツモデルはふつうに乗るならポイントがいちばん多く付く楽天市場のストライダージャパンがおすすめです。
ストライダー公式オンラインストアでは通常2年保証のところが3年保証になりますので、ポイントよりも保証!という方におすすめです。
Amazonではギフト券をチャージして購入するとより多くのポイントが付くので、楽天の買いまわりを待たずにいますぐ買いたい場合におすすめです。
わたしは楽天市場でストライダースポーツモデルを購入しました。
実は街の販売店で購入しようとしていたのですが、楽天のストライダージャパンでは保証が2年だ、ということを知って楽天にしました。
お盆の時期だったので特に買い回りセールなどはやっていませんでしたが、保証が長くなるから、という理由で決めました。

実は、ストライダーは正規販売店ならどこで買っても2年保証なので、わたしは通販だけの特典で2年に延長と思い込んだだけでした。
街の販売店で購入したストライダーも保証は2年です。
我が家がストライダースポーツモデルを購入したよりも後にストライダー公式オンラインストアがオープンし、公式オンラインストア限定で保証が3年に延長されました。
2年3年ではよっぽどでないと壊れないと思います。
公式 | 楽天 | Amazon | ムラサキスポーツ | |
送料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
保証期間 | 3年 | 2年 | 2年 | 2年 |
セーブ・ザ・チルドレン | あり | あり | ||
通常モデル | あり | あり | 一部なし | |
ムラスポ限定 | あり | |||
ポイント | あり | あり | あり |
まとめ

ストライダースポーツモデルははじめてのストライダーに最適な逸品です。
クラシックモデルと迷ったらスポーツモデルにしたほうが間違いないです。
PROと迷ったらレースを視野に入れているかどうかとおサイフ事情によって選びましょう。
おサイフに余裕があるならメタリックなルックスのためにPROを選ぶのもアリだと思います。
サドル高が高い以外はストライダーPROはスポーツモデルの上位互換です。
今なら生後8か月でストライダーベイビーバンドルスポーツモデルを購入し、小さなうちからストライダーに親しむのがおすすめです。
わたしもロッキングベースの存在を知っていたらもっと早くにストライダーを買っていたのにな、と思います。
ストライダー全モデルについてもっと深く知りたい場合はこちらのページをご覧ください。
今回ご紹介したストライダースポーツモデルはこちら

PICK UP
2022年11月18日発売!毎年人気のムラサキストライダーコラボモデル!

2021年3月 KEENからストライダー用シューズが新発売!

2021年3月 ストライダー用シューズがリニューアル

2022年1月21日 新色ストライダー発売開始!
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