ピープル自転車の新商品・Kiccle(キックル)が我が家に届きました!
まずは最初の印象と組み立て方、スペックについてしっかりチェックしてみたいと思います。
組み立てのときに必要な13mmのスパナ(レンチ)と空気入れ、安全に乗車するための保護具のおすすめも紹介しています。
キックルは2021年4月に発売が開始された、まったく新しいタイプのペダル後付け自転車です。
キックバイクから自転車に変身する!というだけでなくキックスケーターにもなる!というイマドキの新型です。
一風変わったフォルムなのはキックスケーターとして乗れるからなのでした。
キックルは発売されてあまり時間がたっていないのでまだ情報が少なく、「どんな自転車なのか気になる!」「ケッターサイクルやストライダー14xと何が違うの?」と思っている方が多いと思います。
今回はキックルがどんな自転車なのかリポートしていきます。
印象
ピカピカのメタリックレッド
キックルはものすごくピカピカでキラキラです。
我が家に届いたのはメタリックレッド。
メタリックカラーなのでピカピカで当然なのですが、なんか、ケッターサイクルのブルーミングレッドやストライダーの通常色を見慣れているので、「わー、ピカピカだ!」って思いました。
頭悪そうなコメントですみません……。
ちなみにストライダー14xのフューシャピンクもメタリックカラーです。
子どもが大好きなピカピカのキラキラです。
ライザー系のハンドルまわり
あとは、「ハンドルまわりがケッターサイクルと違う!」と感じました。
キックルはライザーバー?セミアップハンドル?って言うのでしょうか、ハンドルバーがグイって上がっています。
ストライダー14xも純正ハンドルは上がってます。
ケッターサイクルやふつうのストライダーはフラットバー?ハンドルバーがほぼまっすぐです。
たぶん、ライザーバーのほうがからだを起こして乗れるのでリラックスして乗車できると思います。
フラットバーは上体が前傾になるのでスピード耐性にすぐれているのではないでしょうか。
キックルはスピードを出して楽しむものではなく、蹴ることや進むことを楽しむためのペダル後付け自転車なんだろうな、と感じました。
あえてスピードが出ない体勢をとることで安全性を高めているのだと思います。
レースとかそんな雰囲気ではないです。
自転車としても使えるキックバイクではなく、キックバイクやスケーターとしても使える自転車です。
基本がキックバイクではなく自転車だと感じました。
フットステップ
キックルはキックスケーターにもなるということでフットステップが付いています。
横から見るとやっぱりおもしろい形状で、段差に引っかかる!?って思ったりもしますが、そもそもBMXのような使い方はせず、階段をおりることもないと思うので問題なさそうです。
フットステップはただ足置きになっているだけでなく、しっかり滑り止めのザラザラが付いています。
ザラザラ、スケボーのデッキやストライダークラシックの足置きと同じ感じの素材です。
しっかりグリップするのでめったなことでは滑らないと思います。
ママキャッチハンドル
キックルにはサドルのうしろにママキャッチハンドルが付いています。
このママキャッチハンドル、超絶便利で、娘がケッターサイクルで自転車の練習をしたときにはメチャクチャ使いまくりました。
後ろから自転車をしっかり支えられるので、転ばないで自転車練習ができます。
ふつうの自転車だとサドルの後ろを持ったり、からだを支えたりするのですが、ママキャッチハンドルがあれば持ちにくいのをガマンする必要がないし、無理にからだを支える必要もありません。
ママキャッチハンドルには
- 持ちやすい
- 腰が痛くならない
- 手を離したことに気付かれない
- いざというときに引き寄せることができる
といった特徴があります。
実際どのくらいどのように便利だったか、ケッターサイクル16インチのレビューがありますのでご覧ください。
わたしが乗りたい
「あー、自分が子どものときにキックルに乗りたかったなぁ」ってつくづく思います。
ストライダーのときもケッターサイクルのときも同じことを思いましたが、最近の子どもたちがうらやましすぎます。
制限体重は25kg以下なので乗れません。
残念。
組み立て
ルックスを吟味したあとは組み立てに入ります。
9割できあがった状態で梱包されているので、梱包を外してハンドルを13mmのスパナで組み上げるだけです。
差し込んでボルトを締めるだけなので超かんたんです。
わたしは写真を撮りながら組み立てたので10分くらいかかりましたが、ふつうにハンドルを組むだけなら5分でできると思います。
空気を入れるのも忘れないでください。
軍手を用意しましたが必要ありませんでした。
軍手とドライバーはペダルユニットを装着するときまで出番がなさそうです。
ハンドル
キックルのハンドルは差し込んでボルトを締めるだけです。
説明書を読めば誰にでもできるくらい超かんたんです。
使うのは13mmのレンチのみ、わたしは11mmと13mmの両口スパナを使いました。
クチが可変のモンキーレンチでもできないことはないですが、ボルトをなめてしまうと取り返しがつかない最悪の事態になります。
そんなことにならないよう、13mmのスパナもしくはレンチは必ず用意したいところです。
ちなみにダイソーでも13mm・13mmの片目片口レンチが売っていますが、ちょっとこわいのでもうちょっとちゃんとしたレンチのほうがいい気がします。
我が家にあったのはホームセンターで買った両口スパナセットで、クローム-バナジウムと英語で書いてありました。
サドル
キックルのサドルは股下に合わせて高さ調整をします。
サドルの幅が広いのでストライダーよりも低めにしました。
初期状態ではゆるい可能性があるので、一番低い位置にする場合でもしっかり締め上げましょう。
ここでもハンドル組み立てのときと同様に13mmのスパナを使います。
スパナセットは持て余しそうならコンビネーションレンチもおすすめです。
タイヤに空気を入れる
初期状態ではタイヤに空気がぜんぜん入っていませんでした。
しっかり規定通りに空気を入れないと、路面からの抵抗が大きすぎて体感重量が重くなります。
タイヤには240-310kPaとあるので、310キロパスカル入れました。
ゲージ付きの空気入れ・エアポンプを持っていなかったら、自転車屋さんに行って空気を入れてもらってください。
もし空気入れをこれから買うなら『英式』に対応した空気入れを買いましょう。
我が家で使っている空気入れは1,100円と激安ですが、Amazonや楽天でのレビューがとても多く、評価の星も多かった商品です。
英式と米式のバルブに対応している上にゲージも付いているので、ふつうの家庭ならこれで大丈夫だと思います。
ちなみにストライダーはアメリカで設計されているので、ストライダーST-Rもストライダー14xも米式です。
基本スペック
ここでキックルの基本スペックを確認しておきます。
サドルが高いと楽しく蹴り進めて走ることができないので、かならず適正身長に達していることを確認しましょう。
身長がまだ及ばない場合にはケッターサイクルの12インチを検討するといいと思います。
サイズ | 14インチ |
カラー | フレンチブルー, メタリックレッド |
実勢価格 | 24,121円 |
足けり重量 | 8.2kg |
自転車重量 | 10.4kg |
適応身長 | 90cm-120cm |
制限体重 | 25kg |
サドル高 | 350mm-530mm |
タイヤ | エアタイヤ |
ママキャッチハンドル | あり |
他の自転車との違い
キックルとほかのペダル後付け自転車との違いはとても気になるポイントだと思います。
わたしの中ではストライダー14xは『ペダルも付けられるランニングバイク』、ケッターサイクルは『ペダルを付けない状態で練習できる自転車』、キックルは『なにこれまったく新しい!』という印象です。
ケッターサイクルとの違い
キックルと同じピープル自転車が展開しているのはケッターサイクルです。
キックルとケッターサイクルとの最大の違いは「キックスケーターになるかならないか」、です。
ケッターサイクルは足けり自転車モードと自転車モードの2wayです。
あとはハンドルまわりがキックルはライザー系でケッターサイクルはフラット系です。
キックルのほうがリラックスして乗車できると思います。
ケッターサイクルは12インチ・14インチ・16インチ・18インチと4サイズあります。
キックルは14インチしかありません。
キックルもケッターサイクルもサドル位置が低い低床設計なので、タイヤサイズではなく適応身長に合わせてチョイスします。
ケッターサイクルについてくわしくはこちらの記事で解説しています。
ストライダー14xとの違い
ストライダー14x(ストライダーフォーティーンエックス)はストライダー社が2018年10月から販売しているペダル後付け自転車です。
キックルとストライダー14xとの最大の違いは「キックスケーターになるかならないか」、です。
ストライダー14xはランニングバイクモードとペダルバイクモードの2wayです。
キックルは8.2kg/10.4kg、ストライダー14xは5.5kg/6.5kgなので、ストライダーのほうが軽量です。
とはいえ、キックルはだいぶ重心が低いので、たぶん乗り手はそこまでの重量差を感じることはなさそうです。
ストライダー14xの実車レビューはこちらのページをご覧ください。
キックルの評判・口コミ・レビュー
キックルはまだ発売されて間もないので、口コミがだいぶ少ないです。
わたしはInstagramをどんどん更新していきますので、アカウント @___rumi_watanabe___ か『#あみのケッターサイクル奮闘記』をチェックしていただけたらと思います。
そのほかにInstagramではキックルのチームメンバーの投稿があるので、『#Kiccleチーム』のハッシュタグをフォローすると最新情報が手に入ります。
ピープル自転車の公式Instagram( @people_bicycle )のフォローも忘れないようにしましょう。
どこで買う?
キックルは
- 日本全国の正規販売店
- Amazonのピープル公式ストア
- 楽天市場やYahoo!ショッピングの正規販売店
で購入できます。
トイザらスの一部店舗では実車が並んでいるので、試乗してケッターサイクルと比較して選ぶこともできます。
インターネット通販なら送料も含めるとAmazonが最安です。(2021年6月2日現在)。
おすすめの保護具
キックルに乗るときは必ずヘルメットをかぶりましょう。
キックスケーターモードで遊ぶときにはヒジパッドとヒザパッド、グローブの着用が推奨されています。
メロンヘルメット
ヘルメットのおすすめはメロンヘルメットです。
メロンヘルメットは他社のヘルメットよりも軽いことが最大のポイントで、M-Lサイズは52cmから58cmまで対応するにもかかわらず、280gしかありません。
さらにデザインが豊富、サイズ調整の幅が広いといったメリットがあります。
最新色は2021年6月に日本に上陸したモザイクコレクションです
実際にメロンヘルメットを使った上でレビューをしているので、こちらの記事もご覧ください。
ヘルメットの選び方とおすすめヘルメットのランキングはこちらをご覧ください。
まとめ
ピープルから4月に発売されたキックル、キックスクーターにもなる新しいタイプのペダル後付け自転車です。
足けりモードでじゅうぶん車体に慣れてからペダルを装着して自転車として楽しみましょう。
キックスケーターとして走るときはブレーキが使えるよう導き、スピードのコントロールを覚えてから走ったほうが安心だと思います。
今後もキックルで走る様子をInstagramとこのサイトに掲載していきますのでお楽しみに!
今回ご紹介したキックルはこちら
協力: ピープル自転車
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