育児グッズがなんでも安く手に入る西松屋。
今回レビューするのは3,298円の『子供用ハードヘルメット』です。
無骨な商品名のヘルメットですが、3,298円ということは税抜で2,999円。
キッズヘルメットがたったの3,000円、これはまさに西松屋価格だといえます。
とはいえ、安いのはうれしいけれど、品質が気になる、それも当然の話。
実物をチェックしてみたら安いわりに高品質でしたので、しっかりとレポートしていきたいと思います。
このヘルメットのおしゃれ度については、シンプルで意外といいセン行くのでは?と思った瞬間もあったのですが。
後頭部のステッカーが西松屋とわかるエンブレムなので、すっかり西松屋です。
前面のプリントもどうして『NOCE』?、というか、何もなくていいのにな、という感想が正直なところです。
記事の後半ではビミョーなステッカーをはがして石野商会ワンダーキッズヘルメットと同様にし、さらに前面のプリントを削ってワンダーキッズ以上のおしゃれヘルメットにカスタマイズしていきます。
カスタム後はメロンヘルメットやアノンと比べても遜色なくなっていますので、写真にもご注目ください。
口コミやレビューが気になる方だけでなく、ヘルメット選びで悩んでいる方にもぜひ読んでいただきたいと思います。
安いヘルメットではなんとなく不安、という気持ちを払拭できます
ヘルメットの選び方が気になる方は以下の記事もご覧ください。
選び方をチェックするだけでなく、おすすめヘルメットのランキングでたくさんのヘルメットを比較できます。
価格
このヘルメットは西松屋プライベートブランド『スマートエンジェル』の『エンジョイライド』シリーズでラインナップされています。
エンジョイライドは足けりバイクも展開されているので、『ER』のロゴをご覧になったことがある方もいるのではないでしょうか。
上でも述べたとおり、ハードヘルメットは本体価格が2,999円です。
消費税を入れても3,298円、これはこのサイトで紹介しているヘルメットの中でも安い部類に入ります。
ネット通販やディスカウントショップでもっと安いヘルメットを見かけることがあるかもしれませんが、激安ヘルメットは自転車用の安全規格をクリアしていない商品も少なくありません。
SGをクリアしたヘルメットで頭囲56cmまで使えるモデルが3,000円で手に入る。
これは西松屋ならではのうれしいポイントではないでしょうか。
石野商会ワンダーキッズ
西松屋のハードヘルメットの輸入元は石野商会です。
石野商会では『ワンダーキッズ』という名前で同じデザインのヘルメットを販売しています。
ワンダーキッズはAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングでも販売されていますが、送料込みの最安で3,698円、ボッタクリ価格のショップでは7,321円なんていうところもありました。
ワンダーキッズと西松屋の違いは後頭部のステッカーのあるなし、あとはワンダーキッズにしかないデザイン・カラーが3種類あることです。
西松屋のERステッカーははがすことができるので、デザインさえ納得できれば西松屋で買うほうがおトクです。
送料
楽天市場の西松屋は送料が690円かかりますが、サンキューショップなので3,980円以上の購入で送料無料となります。
ハードヘルメットは税込み3,298円で、送料無料ラインまであと682円。
送料を払うより育児用品を682円以上買ったほうが当然おトクです。
今回はいま着ているよりもワンサイズ上の肌着を同梱しました。
本当はヒジパッドとヒザパッドがセットになったキッズプロテクターを同梱したいのですが、楽天市場の西松屋チェーン通販ではプロテクターの販売がないのが残念です。
マタニティ、赤ちゃんからティーンまで多様な商品がそろっています
品質
ヘルメットはいくら安くても品質がともなわなければ意味がありません。
安全規格と機能の面で西松屋子供用ハードヘルメットをチェックします。
安かろう悪かろうでは困ります
安全規格
西松屋で販売されているすべてのヘルメットは、日本の安全規格であるSGをクリアしています。
ヘルメットにもSGステッカーが貼られており、万一製品の不良で大きな事故があった場合には最高1億円の補償も適用されます。
機能
ストラップ&バックル
ストラップは少し柔らかい印象ですが、硬くてバリバリしているよりも付け心地がいいと思うので、悪くないと思います。
バックルはプラスチック製のワンタッチバックルで、一般的に使われているものです。
アゴの肉をはさむと痛いやつなので、装着するときはていねいに扱いましょう。
ダイヤルアジャスター
ハードヘルメットは頭囲50cmから56cmまで対応しますが、サイズは後頭部のダイヤルアジャスターで調整できます。
このダイヤルがちゃちいですが、3,000円なら仕方ない、とガマンできる程度だと思います。
髪の毛を挟まないよう注意しながら頭にフィットするよう回してください
ルックス
西松屋子供用ハードヘルメットはブラック、ブルー、スターの3つのデザインパターンがあります。
後頭部では『ER』のステッカーが、前面では『NOCE』のプリントがデカデカと西松屋感を出しています。
ステッカーとプリントを消し去って西松屋感をなくしてみようと思います。
ステッカーをはがす
まず、後頭部の『ER』ステッカー。
エンジョイライドシリーズのあかし、ここで西松屋であることがバレバレです。
西松屋を甘く見てはいけません。
全国に展開する日本最大の育児用品チェーンです。
キックバイクを検討するときにこの西松屋ER足けりバイクを知った方も多いのではないでしょうか。
ERの足けりバイクは安いことで知られており、コストパフォーマンスの高いキックバイクとしてけっこうな数のユーザーがいます。
有名メーカーのキックバイクに乗るときにほかのメーカーやブランドのヘルメットをかぶるのは、ほんの少しですがミスマッチな感じがします。
このステッカーは少し硬いのでぺろんとめくることはできませんが、少しずつこそげ落とすようにしてはがすことができます。
はがしてしまえば西松屋感がかなり減ります。
最後に糊がベタベタと残るので、アルコールで拭き上げてキレイにしましょう。
プリントをはがす
つぎは前面の『NOCE』プリント。
ノーチェと読み、イタリア語でクルミを意味するのだそうです。
ブランド力というのは不思議なもので、ヘルメットにでっかく『bern』とあればオシャレに見えるのに、『NOCE』とあればちょっとビミョー。
バーンはオシャレ、西松屋はオシャレではない、誰が決めたわけでもないのですが、多くの人が同意すると思います。
価格だけでなくブランド戦略、ブランドイメージが違うのだと思います。
NOCEのプリントははがせないと思いきや、ちまちま削れば一応はがせることに気づいたのでまるっとはがします。
ステッカーのようにうまくはがすことはできずテカテカしていますが、これ以上はできなさそうなのでここであきらめます。
ステッカーチューン
テカテカを隠すのに今回はスミスのステッカーを使いました。
スミスと言えばスキー・スノーボードや自転車のアイウェア&ヘルメットで人気のブランドです。
サイズが合っていないのでまるっとNOCEを隠すことはできませんでしたが、西松屋感を消してオシャレ度がかなりアップしたと思います。
テカテカは遠くから見るとわからないと思うので、ちょうどいいカッコいいステッカーが見つかるまでしばらくこれで行こうと思います。
BURTON anonと似ている!?!?
我が家にはバートン・アノンのスノーボード用のヘルメットがあります。
バートンは世界最大のスノーボードメーカーで、アノンもとても人気の高いアイウェア&ヘルメットブランドです。
ソチオリンピックとピョンチャンオリンピックで銀メダルをとった平野歩夢選手も愛用しています。
アノンのヘルメットはセールのときに旧モデルを6,500円くらいで買いました。
ブラックマットで西松屋のヘルメットとかなり似ているのでいっしょに写真を撮ってみました。
西松屋のあかしを取り去ったので、同じブランドの別ラインと言われてもわからないくらいになっています。
こんなに差がなくていいのか焦るレベルです
スペック
西松屋ハードヘルメットのスペックを確認し、さらに他社製品と比べてみましょう。
商品の箱には『1.5才から』とありますが、年齢ではなくサイズでチェックします。
価格も含めると本当にコスパがいいことがわかると思います
頭囲
ハードヘルメットは頭囲50cmから56cmまで対応します。
販売ページや箱に対象年齢は1.5歳からとありますが、頭囲50cmからの対応だと1歳半には大きいと思われます。
もちろん個人差はありますので、年齢ではなく実際の頭囲を測って確認しましょう。
ダイヤルをギッチギチに回せばかなり径を小さくできますが、ヘルメット自体の大きさに合いませんので、かぶったときにグラグラしてしまいます。
1歳、2歳なら48cmから対応するソフトヘルメットを検討しましょう。
重量
ハードヘルメットは重量の記載がなかったので、キッチンスケールで実際の重さを量ってみました。
安いヘルメットだから重いだろう、という予想をくつがえす354gでした。
缶ビールとほぼ同じ重さです。
他社製品との比較
- 我が家でも使っている軽量ヘルメットの『メロンヘルメット』
- ストキッズに圧倒的に支持されているバーンの新商品『ニーノ2.0』
- おしゃれ系代表niccoの『ビームス別注キッズヘルメット』
- アクション系でカッコいいトリプルエイトの『リトルトリッキー』
5つ並べると真ん中の重量でしたが、価格がダントツで安いのは西松屋でした。
軽いのか重いのかわかりにくいので他社製品といっしょに表にしてみました
西松屋 | メロンヘルメット | バーン | nicco | トリプルエイト | |
頭囲 | 50cm-56cm | 52cm-58cm | 52cm-55.5cm | 49cm-54cm | 50cm-56cm |
重量 | 354g | 285g | 320g | 420g | 470g |
価格 | 3,298円 | 8,800円 | 12,650円 | 5,500円 | 7,150円 |
メロンヘルメットとトリプルエイトのヘルメットのレビューはこちらのページをご覧ください。
まとめ
西松屋のハードヘルメットは価格が安いだけでなく、安全性も確保している安心の商品でした。
ステッカーがここまでキレイにはがせるなら、西松屋だとはわからないでしょう。
逆にこれで西松屋だとわかるほうがスゴいです。
アジャスターダイヤルまわりがちゃちいことだけは否めないので、ダイヤル部分を持って振り回すといった乱暴な扱いはしないよう注意してください。
コスパが高く手に入れやすいので、とりあえずヘルメットを!という場合には西松屋の子供用ハードヘルメットで間違いありません。
キッズヘルメットの選び方とランキングはこちらのページをご覧ください。
今回紹介した西松屋キッズヘルメットはこちら
新商品情報
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